
ナラ (Oak) /ブナ科 コナラ属
産地:
北海道から本州、四国、九州に生育。樺太、千島、朝鮮にも分布。特に、北海道産が質・量ともに有名で、「道産の楢」と呼ばれる。
特徴:
一般的にナラと呼ばれてる木材は正式にはミズナラといい、アメリカなどで生育しているホワイトオークと同じブナ科の樹木になります。
ナラは裂けにくく硬いという性質を持っている事から、江戸時代までの日本においては木を裂いて製材するという方法しか殆ど用いられておらず、ナラの木を扱いやすい形の木材にする事が困難だった為、木材として利用される事は殆どありませんでした。
しかし、その後、大型の製材機が普及し、ナラの製材が容易になった事で硬くて強度のある良材だという事が知れ渡り、日本でも広く利用されるようになりました。
また、ナラはケヤキなどの同じ環孔材で道管と呼ばれている穴が無数にある為、塗料などが染み込むのが早いという特徴があります。
あまり匂いがあると言われる樹種ではありませんがかすかに特有の匂いが感じられ、柾目の木材には虎斑杢(とらふもく)と呼ばれている杢があわられているものもあります。
サイズ:W 2000 D645~805 H43
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